ラベル オーストリア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル オーストリア の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2018年5月8日火曜日

中欧(その7) オーストリア ウィーン後編

国連のウィーン事務局から中心部に戻り、オーストリア応用美術博物館(MAK)へ。

ここは建築や工芸品の展示が為されている場所で、
自分の興味にそこそこ合致しているかなと思いましたので立ち寄ってみました。
ウィーンまで来て、どこの博物館・美術館にも行かないのは味気ないですしね。

入場してみたところ、ホールは吹き抜けになっていて雰囲気も堅苦しくなく、
気軽に鑑賞ができる場所だなという感想を抱きました。

オーストリアを中心として、多くの国に由来する展示物の数々が置かれており、
その中でも一番面白かったのは椅子の展示(下の3枚目の写真)です。
椅子の背後にある白い壁は少しだけ透けるスクリーンのようになっており、
裏側から見ると椅子のシルエットが綺麗に見えます。
最初に平面/次に立体という見せ方は、あるようでない手法ではないかと思いました。

私は8ユーロほど払った記憶がありますが、火曜日の夜は入場無料だそうですので、
興味がお有りの方はそこを狙っても良いと思います。(※18歳以下は常時無料)


















その後は市立公園内のヨハン・シュトラウス二世像を横目に眺めつつ、
旧市街の南部まで歩いていき、そこから地下鉄に乗りました。
ウィーン最後の目的地は、世界遺産でもあるシェーンブルン宮殿です。


















シェーンブルン宮殿は、かつてのハプスブルク家が離宮として使っており、
非常に洗練されたバロック建築であると事前に聞いていました。

実際に訪れてみると、期待していたとおりの建物でしたね。
宮殿内部は撮影禁止でしたが、自分が今まで見てきたバロック建築の中では
確実に三本の指に入るであろう造りだと感じました。
といっても、建築に興味を持ってからまだ日が浅いので、
見てきたバロック建築の数も大したことはないのですけどね笑

シェーンブルン宮殿は、外観もさることながら内観が実に素晴らしいので、
「シェーンブルン宮殿 内部」等で検索されることをおすすめします。
実際に訪れるのが一番ですが、写真でも凄さは伝わるかと思います。


















ちなみにシェーンブルン宮殿は、かの有名なバロック建築である
フランスのヴェルサイユ宮殿から影響を受けたと言われているそうです。
実はフランスにはまだ行ったことがありませんので、
いつか行った時に、ヴェルサイユ宮殿もゆっくりと散策してみたいものです。

話が逸れましたが、シェーンブルン宮殿は広大な庭園も有しており、
地図で見た限りでは、1平方キロメートル以上の広さがあります。
そして奥の方には、プロイセン軍に勝利したことの祝福ならびに
戦没者の慰霊を目的として、18世紀に建てられたグロリエッテという碑があります。
碑というにはいささか巨大な気もしますが…笑(下記1・4枚目の写真)

ここまでかなり歩いてきたので疲れてはいましたが、
ウィーン旅行の締めとして、このグロリエッテがあるところまで登っていきました。


















頑張って歩いただけの価値はある景色を、最後に眺められて良かったです。
そしてハプスブルク家の栄光を改めてまざまざと感じさせられましたね。


















なおウィーンにあるバロック建築としては、
ベルヴェデーレ宮殿というところも魅力的だそうなのですが、
何故か事前調査から漏れてしまっていました。
またウィーンへ来ることがあったら、その時は是非とも寄りたいものです。

さて大いに満足したところで、次の国であるスロバキアへ。
首都のブラチスラヴァまでは、ウィーンから鉄道で1時間程度です。

続きはブラチスラヴァ前編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年10月
場所:ウィーン(オーストリア)

2018年4月23日月曜日

中欧(その6) オーストリア ウィーン中編

一夜明けて、ウィーンの旧市街を散策することにしました。

ウィーンの旧市街は元々市壁と濠に取り囲まれていたらしく、
今はその名残であるリングシュトラーセという環状道路が残っています。
昼も立派な佇まいをしているシュテファン大聖堂を一目見た後は、
その道路の方へ歩いていきました。


















王宮を通って、新王宮(3枚目の写真)を眺めつつリングシュトラーセへ。
新王宮は、元々は王宮になる予定だったものの、
当時の統治者であるハプスブルク家が終焉したために実現しなかったそうです。

私は歴史にはあまり詳しくないのですが、ハプスブルク家といえば
ヨーロッパでもトップクラスの名門王家という知識だけはありましたので、
「そのハプスブルクか」という妙な感慨に浸っていました。

ちなみに現在の新王宮は博物館になっており、建物自体も見応えがあるのだとか。
今回は中には入りませんでしたが、鑑賞する価値は十二分にありそうでした。


















美術史美術館と自然史博物館の建物を横目に眺めながら、
リングシュトラーセを歩き始めました。

ウィーンは「芸術の都」と称されるだけあり、美術館・博物館が多いです。
あいにく私は自然科学系の博物館以外にはあまり興味がないのですが、
芸術が好きな方にとっては、そちらの方面でも大変楽しめる街だと思います。

話が脇道に逸れますが、一時期は自分が芸術にあまり興味がないことに悩んで、
少しでも興味を持とうという動機で上野等の美術館に通ったことがあります。

でも今は、無理矢理興味を持とうとしてもあまり意味がないので、
興味がわいた時に美術館・博物館へ行けば良いかなと思うようになりました。
それが明日なのか数十年後なのか、または一生来ないのかは分かりませんけど。

昔はアールヌーヴォー建築を全く知らなかったのにもかかわらず、
リガの記事で書いたように、今は強い興味を持っています。
こういう風に、自然体で過ごしていくのが良さそうな気がしている今日この頃です。


















国会議事堂(下の4枚目の写真)や日本大使館(下の9枚目の写真)等を眺めつつ、
リングシュトラーセを半周しました。想像していたよりも距離がありましたね。

当時は選挙期間中でしたので、国会議事堂周辺や人通りが多い場所では、
選挙関連のポスターを沢山見掛けました。
弱冠31歳のクルツ氏が首相になったのは記憶に新しいところです。

名門・ウィーン大学(下の7枚目の写真)の前を通った時は、
かの有名なシュレーディンガーがいたところか、等と思いました。
理論物理学における偉大な業績を改めて思い返すとともに、
奔放な私生活(主に女性関係)のことも脳裏に浮かんだものです。


















リングを半周したところで、もっと北の方も見たいと思いましたので、
運河を渡ってドナウ川や国連がある方へ向かって歩き始めました。

道中は観光客が全くおらず、静かな印象を受けました。
それにしても、マクドナルドは世界中のどこにでもありますね。


















大体2kmほど歩いたところで、ドナウ川に着きました。
『美しく青きドナウ』の印象が強かったので密かに楽しみにしていましたが、
特にこれといって何の変哲もない普通の川でした笑

それにしても、ヨーロッパ等の大陸にある川は流れが実に緩やかです。
3ヶ月前に行ったリトアニアでも同じことを感じたのを思い出しました。


















ドナウ川を渡ると、国連関連の施設が密集していました。

ウィーンには世界に4つある国連の主要事務局のうち1つがあり、
他の3つはニューヨーク、ジュネーヴ、ナイロビにあります。

IAEAの本部等もあるので見学してみようかと思ったのですが、
残念ながらタイミングが悪く、次の見学ツアーが始まるまでには
時間が掛かるとのことでしたので、今回は見送ることにしました。


















ここで時間を確認したところ、次の目的地であるスロバキアへ出発するまでには
まだ時間がありましたので、もう少しウィーンの街を楽しむことにしました。

続きはウィーン後編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年10月
場所:ウィーン(オーストリア)

2018年4月8日日曜日

中欧(その5) オーストリア ウィーン前編

食堂車で入手したビールを飲みながらウィーンへ。
相変わらず旅行中はほぼ毎日飲んでいるような気がします笑

国際列車のように陸路で国境を越える時は、
車内で複数の通貨を使えることが多く、今回もそのパターンでした。
ユーロ(オーストリア)、コルナ(チェコ)、フォリント(ハンガリー)と、
3種類の通貨が使えるようになっていた記憶があります。

























プラハ中央駅から約4時間でウィーン中央駅に着き、
早速ibis Wien Hauptbahnhofにチェックインしました。

中央駅から歩いて1分の場所にあるので、とても便利です。
何日か滞在して旧市街を中心に回るなら少し不便かもしれませんが、
今回の私のように短期間の滞在なら問題ないと思います。

中央駅付近を軽く散策した後に、
1.5kmほど離れた旧市街まで歩いていきました。

旧市街までの通りは普通の住宅街で、観光客はあまりいませんでした。
観光の中心となる旧市街までは地下鉄で行く人が多い上に、
この通りには特に目立つものがないからなのかなと思います。


















歩き始めてから20分ほどで旧市街に着きました。

世界三大歌劇場の一つとして数えられるウィーン国立歌劇場が
ライトアップされており、宵闇の中で存在感を放っていました。

今回は街歩きを優先したのでオペラは鑑賞していないのですが、
またウィーンを再訪することがあったら行ってみたいですね。


















ウィーンのシンボルであるシュテファン大聖堂も
歌劇場と同じくライトアップされており、素晴らしい眺めでした。

降雨のため、1時間ほどホテルで足止めされていたのですが、
逆にそれが良かったかもしれないと思える夜の街並みでしたね。


















例によってスーパーにも寄ってみました。

オーストリアは肉料理がそこそこ有名なこともあってか、
お肉の品揃えは充実している印象を受けました。

こういうスーパーに寄る度に「キッチンのある宿に泊まって自炊したい」
等と思うのですが、結局外食をすることが多いです。
自炊をしたのは、ハワイのコンドミニアムに長期滞在した時くらいですね。
















というわけで、今回も外食です。

伝統的なスープであるクラーレ・リントズッペと、
豚肉を揚げたヴィーナー・シュニッツェルを、ワインと一緒にいただきました。
前者は野菜が多くて好みの味で、後者も少し重いものの美味しかったです。
















そして再び中央駅に戻り、ゆっくり休むことにしました。

3時間半ほどの短い散策でしたが、なかなか見応えがありました。
あと散策した場所は治安も良さそうな雰囲気でしたので、
最低限の警戒はしつつも歩きやすかったのも良かったです。




















続きはウィーン中編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年10月
場所:ウィーン(オーストリア)