マラッカ散策から一夜明けて、クアラルンプールへ。
マラッカ→クアラルンプールのバスは大体350円ほどで、大分安かったです。
私は乗り物としては鉄道の方が好きではあるものの、
バスの運賃の安さにも心惹かれることがたまにあります。
もっとも今回は、マラッカの鉄道駅が中心部から離れた場所にあり、
かなり不便だという事情が大きかったのですけど。
マレー鉄道に乗るのは次回以降のお楽しみにしました。
マラッカから2時間半ほどでクアラルンプールのバスターミナルに着き、
そこから鉄道に乗り換えてまずはD'Majestic Place by Swiss Gardenへ。
結構良い宿だったのですが、今はどこのサイトからも予約ができません。
改装中か何かなのでしょうか。
宿に荷物を置いて、街の中心部へ向かいました。
クアラルンプールは、現地語で「泥が合流する場所」という意味があり、
3枚目の写真に写っているのがちょうどその合流地点なのだそうです。
クアラルンプールの語源は入国前に聞いていましたが、
やはり実際に自分の目で見てみるとよく実感できますね。
川の合流地点のほど近くにあるムルデカ・スクエアまで歩き、道端で暫し休憩しました。
マレーシアは赤道付近に位置するので、11月でも暑いです。この日も最高34℃でした。
ムルデカ・スクエアの近くにはスルタン・アブドゥル・サマド・ビルという建物があり、
これは100年以上前の植民地時代から建っているのだそうです。(下記写真3~5枚目)
そのムルデカ・スクエアで撮った下記の写真は、今回の旅でのベストショットです。
1世紀以上前から存在するスルタン・アブドゥル・サマド・ビルと近代的なビル群の対比、
そしてサッカーボールで遊ぶムスリムの親子の日常風景がとても良い味を出しています。
(※この方々には写真撮影&掲載のご許可をいただいています)
この写真はお気に入りで、今でもたまにPCのデスクトップ画面にしたりしています。
これからの旅でも、素敵な1枚をたくさん撮っていきたいですね。
上記のベストショットを眺めて感慨に浸った後は、
市場や路地裏で食べ歩きをしたり、モスク巡りをしたりしました。
マレーシアは多民族国家という側面も持っているために料理が多彩で、
しかも美味しいのでグルメを楽しむには格好の旅先だと思います。
南国らしくフルーツが充実しているのも嬉しいところですね。
国内ではグルメだと台湾等が有名なイメージがありますが、マレーシアも相当です。
そしてヒジャブ売り場やモスクが沢山あったり、
マラッカに引き続いてお酒や豚肉をあまり見掛けなかったりするあたりに
イスラム教らしさを感じたりしているうちに、日が暮れていきました。
日が暮れた後は、都心部を散策してみました。
写真はあまり撮っていませんが、洗練されたショッピングセンターやレストランも多く、
都会というイメージを体現したような雰囲気でしたね。
最後に宵闇の中で白く光り輝くペトロナスツインタワーを確認し、
クアラルンプール旅行の締めとしました。
マレーシアはムスリムが人口の多くを占めつつも、先述のとおり100%にはほど遠いので、
イスラム教以外の文化も混ざっているところがとても興味深かったです。
機会があれば、パキスタンやヨルダンのような本格的なイスラム圏にも行きたいですね。
【旅先の詳細情報】
時期:2015年11月
場所:クアラルンプール(マレーシア)
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