2018年5月27日日曜日

中欧(その10) ハンガリー ブダペスト前編

ブラチスラヴァから2時間40分ほど鉄道に乗り、ブダペストに着きました。

ブダペスト東駅の駅舎内は独特の雰囲気があり、
言語化は難しいのですが「中~東欧の駅だなあ」と思ったことをよく覚えています。

また、私は駅舎を眺めることを旅行の楽しみの一つにしていますので、
この駅の荘厳ながらクセのある外観・内観はとても良かったです。


















ハンガリーの通貨はフォリントという名前で、チェコ以来の独自通貨でした。

オーストリアとスロバキアはユーロが使えるので楽だったものの、
そうではない国だとキャッシングや両替の手間が少しだけ面倒です。
北欧みたいにカードだけで通せる国なら問題ないんですけどね。

まずは予約していたEsplit Hotelにチェックインして荷物を預け、街歩きへ。
この宿は入口が若干分かりにくいですが、部屋やサービスは良かったです。

日が暮れつつあるブダペストの街を歩いていると、
東駅で感じたのと同じ「中~東欧の街だな」という印象を抱きました。
街全体の色彩が淡めなので、そう感じさせられるのでしょうか。

ボスニア・ヘルツェゴビナに行った時のことを思い出したのは、
おそらくその辺りが原因なのではないかと思います。
いつかルーマニア・ブルガリア辺りのより東の国へも行きたいものです。


















ブダペストは、元々は「ブダ」「ペスト」という都市がドナウ川の両岸にあり、
それらが合併した時に「ブダペスト」という名前になったという歴史があります。

そのドナウ川に無事着きましたので、暫くは川に沿って歩くことにしました。
川の両岸には歴史的で綺麗な建物が沢山あり、
ブダペストが「ドナウの真珠」と呼ばれる理由にもなっているそうです。

平地のペスト側から対岸を眺めると、王宮が見えました。
この王宮を初めとして、夜はライトアップされている建物が多かったです。
実に綺麗な眺めですね。


















更にもう少し歩いていくと、セーチェーニ鎖橋に着きました。

これはブダペストのドナウ川両岸を初めて結んだ橋だそうで、
ブダペストのシンボル的存在にもなっているとのことでした。
実際に、絵葉書やガイドブックの表紙等にもよく載っています。


















この橋を使って丘陵地となっているブダ側へ渡り、暫く散策を続けました。
対岸にライトアップされた国会議事堂があり、絵になる眺めでしたね。


















ここまで歩いたところで、晩御飯をとることにしました。

ジェルボーという東京の表参道にも店舗があるレストランがあり、
そこで食べた料理が美味しかったので、本店へ行きたいと思っていたんですよね。
その希望が今回漸く実現しました。

鎖橋を再び渡ってペスト側に戻り、そこから3分ほどでジェルボーに着きました。





















今回はグヤーシュと鮭のムニエルをワインとともにいただくことにし、
ハンガリー料理&ハンガリーワインに舌鼓を打ったのでした。

私はこのビーフシチューによく似たグヤーシュがとても好きで、
固めのパンと一緒にのんびり食べる時間はまさに至福の瞬間です。

あとはハンガリーワインも好きで、
今回も時間があればワインの産地を巡ってみたかったですね。
特に貴腐ワインで有名なトカイ(Tokaj)には大いに興味があります。





















一日の最後を美食で締めくくり、ブダペストの夜は更けていくのでした。

続きはブダペスト後編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年10月
場所:ブダペスト(ハンガリー)

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