一夜明けて、ブラチスラヴァの旧市街を散策しに出掛けました。
まずは前日の夜に綺麗なライトアップが為されていたブラチスラヴァ城へ。
その道中の街並みは色彩が優しくて落ち着いており、
人も少なくてとても良い気分で歩くことができました。
この辺の感想はスロベニアのリュブリャナに近いものがありました。
関係ないですが、スロベニアとスロバキアって紛らわしいですね笑
旧市街自体がコンパクトなこともあり、すぐにブラチスラヴァ城に着きました。
この城は「テーブルをひっくり返した格好をしている」とよく言われるそうで、
実際に見てみてその理由がよく分かりました。
写真だと若干分かりづらいですが、正に逆さテーブルといった外見でしたね。
城からの眺めはなかなかのもので、静かに流れるドナウ川が特に印象的でした。
普段住んでいる国では、国境を越えて川が流れるということはあり得ないので、
前日までいたウィーンから流れてきているというのは新鮮な感覚です。
ちなみにブラチスラヴァ城はちょっとした丘の上にあるので、
そこまで歩いて行くと結構疲れます。
暫く水を飲みながら街を散策して、クールダウンすることにしました。
街の様子を眺めていると、機体がピカピカのトラムが走っていたりして、
最初に訪れた中央駅のレトロなイメージとはかなりギャップがあって意外でしたね。
他には中世を感じさせる年季の入った建物もあり、見ていて飽きませんでした。
街中には素敵なカフェも多くて、寛ぎ甲斐があります。
私は中央広場にあるカフェでアイスティーをお供にし、ゆったりしていました。
広場を眺めつつ30分ほどいた記憶があります。
そろそろ次の目的地であるブダペストへ向かう時間が近付いてきたので、
最後に青い教会(正式名称:エリザベス教会)へ行くことにしました。
ここは旧市街の少し外れにあり、中央広場からは歩いて5~10分くらいです。
教会の外部・内部ともに綺麗な水色で統一されており、
青系の色が好きな私にとってはとても心惹かれる建物でした。
礼拝日ではなかったため、入口の鉄格子に鍵が掛かっていましたが、
その隙間から内観を眺めるだけでも幸せな時間でしたね。
ここは今でもブラチスラヴァで一番記憶に残っている場所です。
最後に素敵な教会を眺めることができたので、満足して中央駅に戻りました。
駅の売店でケバブを買い、車両に乗り込んでブダペストへ。大体2時間半くらいです。
ブラチスラヴァには派手な観光名所等はありませんが、
ウィーンやプラハ、ブダペストから日帰り旅行もできるくらい近いので、
近くに旅行へ行く機会があれば寄ってみると楽しいと思います。
続きはブダペスト前編へ。
【旅先の詳細情報】
時期:2017年10月
場所:ブラチスラヴァ(スロバキア)
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