2018年2月17日土曜日

バルト三国(その12) エストニア タリン前編

リガのアールヌーヴォー建築を堪能した次の日の昼に、タリンに向けて出発しました。
以前にも書いたとおり、バルト三国は電車網よりもバス網の方が発達しており、
リガ~タリン間もバスでの移動が基本となります。

今回乗ったバスには、Wi-Fiやフリードリンク、トイレ等が完備されていましたので、
約4時間半の長旅を快適に過ごすことができました。
乗車料金は確か20ユーロを少し超えるくらいだったと思います。





















昼過ぎにタリンに着き、宿に荷物を置いて周辺を散策することにしました。

ちなみにヴィリニュス辺りと比べると宿の料金が結構高くて、
バルト三国といっても国によって結構違うんだなと思ったことを覚えています。
基本的に北へ行くほど雰囲気が洗練されていき、かつ物価も高くなるので、
もしかしたら北欧に近付くという地理的な理由も関係しているのかもしれません。

旧市街の北西にある宿から歩き始め、まずは西側にある展望台へ。
リガ前編の記事で雰囲気が洗練されている旨を書きましたが、
タリンはそれ以上にすっきりとしていて洗練された街並みという印象を受けましたね。


















街並みを観察しながら15分ほど歩いて、展望台に着きました。

展望台からの眺めは上々でしたね。
少し遠くに海が見えましたので、タリンが港町であることがよく分かりました。
タリン旧市街は、リガ旧市街よりも海の近くにあるようです。

フィンランドのヘルシンキから船で1時間半程度ほどで気軽に行かれるので、
北欧旅行の際に日帰りでタリンを訪れる人がいるのも頷けます。

タリンの旧市街は、リガやヴィリニュスと比べるとややコンパクトで、
一通り回るだけならそれほど時間は掛からないように思いました。
実際にサクッと回れましたので、その感触は当たっていたようです。


















展望台から坂道を下って、この日は少し早めに引き上げることにしました。

相変わらず明るいので感覚が狂いますが、既に20時頃になっていたので、
軽く一杯飲みに行きました。相変わらず旅行中は飲んでばかりですね。

Sakuというエストニアの地ビールと、名物であるニシンの酢漬けをいただきました。
私は野菜が好きなのでサラダも頼んだのですが、
1人だと量が多いことがしばしばあり、今回もそのケースに当てはまりました。
次は事前交渉して量を減らすことも考えてみようかなと思います。

ちなみにこの後に豚肉料理を注文したところ、
付け合わせのじゃがいもの多さに驚くことになりました。
じゃがいもはエストニアの主食の1つだそうです。

ビール2杯とサラダ、ニシンの酢漬け、豚肉のグリルで30ユーロ近くでした。
ヴィリニュスを思い出すとやはり物価が少し高めだなと感じたものの、
北欧で凶悪な物価アタックを受けましたので、これでも安く感じたくらいです笑















続きはタリン後編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年7月
場所:タリン(エストニア)

0 件のコメント:

コメントを投稿