2018年1月8日月曜日

バルト三国(その9) ラトビア リガ前編

タクシーの中で優雅にビールを飲みながらリガへ向かいました。
このビールは、リトアニア北部のビルジャイという街で製造されたものでした。
ドライバーさんによると、ビルジャイはビールの名産地として有名なのだそうです。

下記写真のような野原・畑と、たまに通過する街の風景を眺めながら、
十字架の丘から2時間ほどでリガに着きました。
バルト三国はシェンゲン協定圏内なので、気付いたら国境を越えていて面白かったです。
















リガの街に入ってから、ドライバーさんが通行人の方に道を尋ねていたのですが、
国は違っても意思疎通は問題なくできているようでした。
リトアニア語とラトビア語は言語としてかなり違うと本に記載されていた一方で、
簡単なやり取りなら何とか通じることがあるとも聞いたことがあります。
ですので、道を聞くくらいのやり取りであれば通じたのかもしれません。

あるいは、歴史的経緯からバルト三国にはロシア語を喋れる人が一定数いるらしいので、
ロシア語でやり取りをしていたという可能性も一応あり得ますね。

そのうちリガ中央駅に到着し、ドライバーさんに挨拶してラトビアの地に降り立ちました。


















14時頃と大分早かったので、まずは予約をしていたGreen Cat Hostelへ。
リガ中央駅から徒歩3分程度と立地が抜群な上に、オーナーさんの対応も良かったです。

ここでまだ昼御飯を食べていないことを唐突に思い出しましたので、
オーナーさんにおすすめのお店を教えていただき、そこへ行ってみました。
途中で通ったヴェールマネ庭園の眺めは実に爽やかでした。


















今回訪れたのはカフェテリア形式のお店で、
料理を自分好みに組み合わせることができる自由さがとても良かったです。

並んでいるお皿をざっと見ていると魚料理が多く、次いで肉料理という印象でした。
肉料理はソーセージの割合がとても高かったです。
ラトビアはバルト海に面しているので、魚料理が多いのも頷けます。

お肉をガッツリいただきたい気分でしたので、今回はソーセージ+サラダを選びました。
なかなか美味しい瓶ビールも込みで約6ユーロと、やはり日本よりは物価は安そうです。

リトアニアよりは少し高めで、この後エストニアでも食事や買い物をした感触ですと、
バルト三国は北へ行くほど物価が高くなっていくようでした。
北欧4ヶ国にて物価の高さに感覚を破壊された身としては、
「北欧に近付くほど高くなるのか……」等と思ってしまいましたね笑
















お腹も一杯になりましたので、まずはリガの街を俯瞰すべく、
高い尖塔を持つ聖ペテロ教会へと向かいました。

道中の街の光景はかなりモダンで、
素朴な印象が強かったヴィリニュスとは結構印象が違って見えました。
私の好みでいえばヴィリニュスの方が上ですが、リガの街もまた素敵です。

リガはバルト三国の中で最も人口が多い街(60万以上)らしいので、
それが街のモダン化へと寄与した側面もあるのかもしれません。


















途中で色々な国の人が参加したパレードも見掛けました。
どうやらEuropean choir gamesという音楽祭らしく、
ヨーロッパやアジア等、世界各国の合唱団が集まっているようでした。

合唱団というだけあって基本的に人数が多く、かなりの迫力でしたね。


















続きはリガ中編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年7月
場所:リガ(ラトビア)

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