2017年12月26日火曜日

バルト三国(その5) リトアニア ヴィリニュス後編

最後の目的地へ向かう途中で、ヴィリニュス大聖堂とリトアニア大公宮殿に寄りました。

ヴィリニュス大聖堂は、この地で見た中でも一・二を争うインパクトのある建物でした。
現地の観光パンフレットに「リトアニアのシンボル」という記載があったのも頷けます。

ドーリア式の力強い円柱を備えた大聖堂が広場に鎮座する様は正に荘厳の一言であり、
たまたま人が少なかったことも手伝って、その迫力を存分に楽しむことができました。

何度か再建が繰り返されて18世紀に現在の姿になったそうですが、
当時の建築風景は果たしてどのようなものだったのでしょうか。
柱はざっと見て30m程度はありそうでしたので、これがそびえ立っているのは驚きです。

「どうやって建てたのか」という意味では、
エジプトのピラミッドやイングランドのストーンヘンジ等がよく取り上げられますが、
私は今回のような建物を見た時にもそれに近い驚きを感じますね。

とても良いものを見ることができました。




大聖堂の迫力を存分に味わい、いよいよ最終目的地に向かうために、
ヴィリニュスに来てから初めてトロリーバスに乗りました。

その目的地とは、ヴィリニュスの郊外にある聖ペテロ・パウロ教会であり、
ここはヴィリニュスを代表するバロック建築です。
外観もなかなかではあるのですが、圧巻なのは内観の彫刻群の凄まじさです。


















私の撮影技術の問題により、その凄まじさを完全にはお伝えできないのが残念ですが、
下記の彫刻群を是非ご覧下さい。
全部で2,000体程度の彫刻があるそうで、「圧巻」以外の言葉が出てきませんでした。

彫刻が「圧巻」なら人の多さもまた「圧巻」で、ゆっくり見る余裕がなかったのですが、
彫刻群は神話や聖書がモチーフになっているものが多かったです。


















ネット検索でもっと素晴らしい写真も出てきますので、
興味がお有りの方はそちらの方もご覧になることをお勧めします。

そして更に惹かれるようでしたら、歴史的背景を調べてみたり、
あるいは現地へ飛んでみたりされてはいかがでしょうか。
私にとっては、そうプッシュするだけのインパクトがある場所でしたね。

ヴィリニュス大聖堂に引き続き、とても良いものを見ることができました。


ヴィリニュス滞在は1日にも満たない長さではありましたが、
今回ご紹介した2つの建物を初めとして、非常に濃く良質な体験を得ました。
将来ヴィリニュスを含むリトアニアを再訪し、ゆっくり回りたいものです。


続きはトラカイ編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年7月
場所:ヴィリニュス(リトアニア)

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