2017年12月14日木曜日

バルト三国(その3) リトアニア ヴィリニュス前編

カウナスから1時間ほどで、リトアニアの首都ヴィリニュスに着きました。

今まで乗ってきた各国の鉄道の中で、車両内が一番綺麗でしたね。
あとWi-Fiが使えたので、旅行者にとってはとても快適でした。

カウナス中央駅に比べると、ヴィリニュス中央駅の駅前は整然としており、
トラムやバス、タクシーが沢山乗り入れていました。




まずは予約を取っていたPurple Pillow B&Bへ。
オーナーのご夫婦がとても親切であり、設備も充実していて今回も満足のいく宿でしたね。

そこに荷物を置いて、早速旧市街方面へ散策に出掛けました。
この時点で18時頃でしたので、北欧に引き続いて長い昼の恩恵を受けています。

旧市街の外は全体的な色彩が淡いのだろうかと何となく思っていたのですが、
予想していたよりは多彩な色が入り混じっていました。
とはいえ北欧と比較するとやや淡めで、旧共産圏所以なのかなと思いながら旧市街へ。


















「夜明けの門」という名の門をくぐり、旧市街に足を踏み入れました。


















世界遺産にも登録されているヴィリニュスの旧市街は、
広大であることに加えて、カトリック教会がとても目立つことが特徴です。

カウナス編でも書いたとおり、リトアニアの国民はカトリック信者が殆どですので、
カトリック教会が存在するのは当たり前ではあります。
しかし特筆すべきはその密度なんですよね。

ちょっと歩く度に新たな教会が出現するといった感覚で、
ここまでカトリック教会が多い街には今まで行ったことがありませんでした。
ちなみに、先ほど写真を載せた夜明けの門の上にも礼拝所があったりします。

カトリック教会の多さに圧倒されながら、旧市街を歩いていきました。
ヴィリニュスの旧市街巡り≒カトリック教会巡り、というレベルですね。


















教会だけではなく、街全体の眺めが実に私好みです。
市庁舎(下の写真の1・2枚目)等を眺めつつ歩いているうちにお腹が空いてきたので、
リトアニア料理店で晩御飯をとることにしました。


















リトアニア料理は全体的に豚肉が多く、カウナスの市場で抱いた印象と一致していました。

今回特に美味しかったのは、下の2枚目の写真のツェペリナイという料理です。
これは練ったジャガイモの中に豚挽肉等を入れて(恐らく)蒸したもので、
お肉のジューシーさとジャガイモのもちもち加減が何ともいえず美味しかったです。

それにしてもリトアニアは物価が安いですね。
旧市街の中心部付近にあるお店に入ったので、それなりに高いだろうと思ったのですが、
料理3品に地ビール2杯・赤ワイン2杯で大体22ユーロくらいでした。

この時はカウナスとヴィリニュスを半日ほど散策しただけでしたが、
見所が多い上に治安も良く、物価も安いので、リトアニアの虜になってしまいました。
あとは現地の人が全体的に親切なのも素晴らしいですね。

この後に北部の街・シャウレイにも行き、より一層リトアニアのファンになったのでした。

























晩御飯を食べ終わったところで丁度暗くなってきたので、この日は宿に戻りました。
ヴィリニュスは、オスロやストックホルムよりは南にあるので、
暗くなり始めるのが体感で1~2時間ほど早かったです。

それにしても、夜も見どころが多いのがまた素敵ですね。



















続きはヴィリニュス中編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年7月
場所:ヴィリニュス(リトアニア)

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