2017年11月22日水曜日

北欧(その8) ノルウェー オスロ後編

港を歩きながら、まずはノーベル平和センターへ。
ノルウェーはノーベル平和賞の受賞者選定を行っているため、
オスロにはその関連施設が沢山あります。

私はノーベル平和賞自体はあまり好きではないのですが、
あまり知らない受賞者も多いなと思ったため、この機会に展示を見ることにしました。

内部は平和賞についての説明と、受賞者/団体一覧の展示が中心でした。
上記のとおり平和賞が好きではないので、あまり心惹かれるものはありませんでしたね。
想像以上に知らない受賞者が多く、それらを知ることができたのは収穫でしたけど。


















その次は、平和賞の受賞会場でもあるオスロ市庁舎を訪れました。
戦前からありそうな建物に見えていたのですが、実際は1950年に落成したのだそうです。


















授賞式が執り行われる市庁舎ホールに入ると、スケールの大きな壁画に迎えられました。

写真の出来が良くないせいで、いまひとつ壮大さをお伝えできていない気がしますが、
本当に圧倒的でしたね。興味がお有りの方は画像検索をされることをおすすめします。
絵画が自身に迫ってくるかのようで、なかなか味わえない迫力を感じました。


















ホール以外の場所でも絵画が展示されており、まるで美術館のようでした。
写真は撮っていませんが、「ムンクの間」という部屋もあり、
ノルウェーを代表する画家であるムンクの『人生』が展示されていました。

他の国の役所にも何ヶ所か行ったことがありますが、
オスロ市庁舎ほど強烈なインパクトを与えられた場所はありませんでしたね。
今回のオスロ散策で見たものの中でも、一番面白かったです。

最後に市議会を見て、市庁舎から退出しました。


















この時点で大体18時半頃でしたので、最後に高台の上にあるアーケシュフース城へ。

どこかの記事で、旅先では高台に登るのが好きだというお話を書いた記憶があります。
それは街全体を鳥瞰できるのが良いからなんですよね。
一度上から眺めることで街の特色がある程度掴めることも多く、楽しいです。

今回は一方向しか見られなかったため、上述のような趣はそこまでありませんでしたが、
景色として純粋に綺麗だったので大満足でした。


















大海原の壮大さで締めくくり、宿へ向かうために中央駅に戻ることにしました。
素敵なカフェが多くて心が温まります。


















中央駅からノルウェー国鉄の普通列車に乗り、オスロの街に別れを告げました。

flytogetという空港特急もあるのですが、普通列車でも時間はあまり変わらないそうで、
それならチケットが安い方を選びたくなるのが人情というものです笑
大体25分くらいで空港に着いた記憶があります。(frytogetは所要約20分だそうです)

しかし3泊目になっても、この時期の北欧の昼の長さには驚かされます。
下記2枚の写真は宿の部屋から撮ったもので、上が23時頃、下が24時少し前です。



















オスロは派手なものはありませんでしたが、見どころが多くてとても素敵な街でした。
物価の高さ以外は……ね笑

そして次の日の早朝にリトアニアのカウナスへ飛び、旅の舞台をバルト三国に移しました。
続きはカウナス前編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年7月
場所:オスロ(ノルウェー)

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