2017年11月14日火曜日

北欧(その5) スウェーデン ストックホルム後編

ガムラスタンとセーデルマルムは橋で繋がっているので、徒歩で行くことができます。
南へと向かって歩いていき、ガムラスタンを後にしました。

セーデルマルムに渡る橋の上で後ろを振り返ると、
色彩が濃く美しいガムラスタンの建物群が並んでいるのが見えました。
2時間ほどしか滞在しませんでしたが、なかなか充実したひと時でしたね。


















セーデルマルムは全体が高台状で、ガムラスタンを見下ろす構造になっています。

橋を渡り切った辺りではガムラスタンとの高低差は大きくないのですが、
中心部に向かうにつれて、高度がどんどん上がっていきます。


















重厚で落ち着いた印象の強かったガムラスタンとは少し違って、
セーデルマルムは良い意味で雰囲気が「若い」なと思いました。

実際に若い人が多かったこともあって、活気に溢れていました。
後で調べてみたところ、現地の若者に人気の場所なのだそうです。


















先述の雰囲気に加えて、道路の幅の広さや直線距離の長さも手伝い、
とても開放的な雰囲気だと思いました。ガムラスタンとはまた違った良さを感じます。

道路の両脇には飲食店やホテル、スーパー、服飾店等が建ち並んでおり、
観光客と地元の人が盛んに往来していました。
ガムラスタンよりも地元の人の生活圏との距離が近い印象を受けましたね。


















そういえば、日本でいうコンビニのようなお店に入った時に、
コペンハーゲンとは違ってアルコールが全くないことに驚きました。
デンマークは別として、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーの三国は、
アルコールに対してはほどほどに厳しい規制がなされているようです。

スウェーデンではごく低アルコールの飲料(記憶が正しければAlc.3.5%)以外は
専売の公社でないと買えない仕組みになっていた記憶があります。
スーパーにはビールはあったものの、リキュールやスピリッツは全く置かれていませんでした。
















さてこうして歩いていると、あっという間に18時を過ぎてしまいました。
腹が減っては戦はできぬということで、良さそうな飲食店を探して入ることにしました。

旅先で飲食店に入る時は、事前に予め調べておく時と、
現地でフィーリングに任せて選ぶ時とがあり、今回は後者でした。

値段が高いのは北欧なので仕方がないとして、外から見た時に料理が美味しそうだったので、
パッと見の印象では地元の人が多めなレストランへ。

国によっては、ローカルのレストランや酒場に入るのはなかなか勇気が要りますが、
そこまで強く警戒せずに入れたところから、北欧の治安の良さを再認識しました。
勿論国外である以上は、一定の警戒心はキープしたままではありますけど。

さてお店では、ビールをお供にスウェーデン料理を楽しみました。
Mariestads Exportというスウェーデンビールはなかなか美味で、自分の好みに合いましたね。
こうして約6,000円の支払いと引き換えに、私のお腹は満たされたのでした……めでたしめでたし。
















翌日も朝早くにオスロへ向けて旅立つ予定でしたので、
地下鉄でストックホルム中央駅付近に戻り、周辺を散策して締めとしました。

これが大体20~21時頃のお話で、その時間でも外が明るいことにはもう慣れていました笑


















今回は周遊型の旅ということもあり、ストックホルムにいた時間は短かったですが、
水際の景色、旧市街ガムラスタン、華やかなセーデルマルムと、見どころは沢山でしたね。

周遊している時に短時間だけ散策して通り過ぎて行った街は沢山ありますが、
今回のストックホルムは、腰を据えてじっくりと滞在したいと思った場所の一つです。
但し北欧編の日記を書き始めてから何回も言及しているとおり、
物価が高いのはご勘弁いただきたいですね…笑

続きはオスロ前編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2017年7月
場所:ストックホルム(スウェーデン)

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