2017年5月30日火曜日

ラオス・タイ(その4) ラオス ヴィエンチャン前編

ルアンパバーンから約45分間の空の旅を経て、ヴィエンチャンへ着きました。

もし十分な時間があれば、バスで移動してバンビエンにも寄りたかったのですが、
先述のとおりスケジュールがタイトでしたので、次回以降に持ち越しとなりました。

誰が言い出したのかは確認できていませんが、
ヴィエンチャンは「世界一静かな首都」と呼ばれることもあるそうです。
時間が穏やかに流れており、治安も良いという話を事前に聞いていました。

それらの話から勝手なイメージを膨らませつつ、街へ。
空港を出てすぐに、見慣れた日本国旗が目に飛び込んできました。
日本の援助により、市街中心部~空港~メコン川付近を結ぶ道路が改良されたらしく、
この碑はそのことを示すためのものでした。


















日本は、対ラオスのODA拠出額がトップということもあって、
ヴィエンチャン滞在中に何回か同様の碑を見掛けました。
日本にいた時にはラオスのことは全く知らなかったので、不思議な気分です。

今回の例や、台湾の本屋に意外なほど日本の本が多かったりしたことなど、
他国から自国を眺めてみると新しい発見があって面白いですね。

その後は30分ほど市街地を散策してみました。
事前に抱いていたイメージは大きく外れてはおらず、私好みの落ち着いた街でした。


















何となくのイメージが分かったところで、トゥクトゥクに乗って宿へ。

このトゥクトゥクはいわゆる三輪タクシーで、タイやラオスでよく見掛けます。
風や街の空気を肌で感じられるので、普通のタクシーよりも楽しいんですよね。

余談ですが、ベトナムやタイのドライバーは押しが強いと感じたのに対して、
ラオスはとてもあっさりとしており、しつこい客引きとは無縁でした。
この辺りからも国ごとの違いが感じられて興味深いです。


















途中でメコン川を眺めながら宿に着き、一休みしました。
この日も37℃くらいあったので、なかなか身体にこたえる気候です。

ちなみにビアラオの640mLの大瓶が110円くらいなのを考えると、
それなりに良いホテルを取ったとはいえ、数千円という宿代は高く感じました。
香港のように、宿が高い街なのかもしれません。

荷物を置いて身軽になり、ビアラオによる水分補給も済んだところで再び外出しました。
水分補給手段が間違っているように感じられるかもしれませんが、多分気のせいです笑

まずはヴィエンチャンで最も有名な寺院であるタート・ルアンをのんびりと散歩しました。
ルアンパバーンとは違う種類のゆったりさですが、この街もとても良いですね。


















その次はラオスの国会議事堂へ。真っ白な外壁が印象的な建物でした。

先述のとおりラオスは社会主義国家であり、一党独裁体制が敷かれているそうですが、
政治の実情はどうなのか興味がありますね。中国あたりならイメージは思い浮かぶのですけど。


















ヴィエンチャンはコンパクトな街で、軽く回るだけであればそれほど時間はかかりません。
それに加えて際立った観光名所もないので、半日~1日くらいでも十分かもしれません。

しかし「何もない」のがかえって良く、しかも本当に静かなので長期滞在したくなりました。
ルアンパバーンとヴィエンチャンで合計1週間くらい、散策を中心に過ごしたいものです。

続きはヴィエンチャン後編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2015年9月
場所:ヴィエンチャン(ラオス)

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