日が暮れた後は、ビアラオをいただきながらルアンパバーンのナイトマーケットを散策しました。
余談ですが、私はこのビアラオがとても好きです。
下面発酵で造られているビールで、味わいが濃厚なのが良い味を出しています。
ラオスで何回かビアラオを飲んだ時は、いずれも氷入りのグラスと一緒に出てきたのですが、
それでちょうど良いくらいの濃さでした。国外であまり見かけないのはちょっと残念です。
余談その2。
ラオスの通貨はkip(キープ)というもので、桁数がとても大きいです。
私が行った時は大体130円=10,000キープくらいだったと思います。
ここラオスで「このミネラルウォーターは2,000キープで…」というやり取りをしていたせいで、
次に出掛けたマレーシアで大きく感覚が狂うことになりました笑
マレーシアの通貨単位はRM(リンギット)で、2015年11月時点で大体3.5RM≒100円です。
通貨に対する感覚が狂うという意味では、ラオスはベトナムと近いところがありました。
さて話が大分脱線しましたが、ナイトマーケットの話題に戻します。
宿の方から得た情報によると、基本的には観光客向けの夜市とのことでしたので、
地元民らしき方が思ったより多かったのが意外でした。
少数民族が出している少し珍しいお店なんかもあって、見ごたえは十分でしたね。
一夜明けて、朝5時半に起きてルアンパバーン名物の托鉢を観に行きました。
ルアンパバーンの托鉢は観光地化しているという話を聞いていたとおり、
カメラを構えたり喜捨をしたりしている観光客が沢山いたほか、
観光客向けの踏み台や売店なんかもありました。
念のために断っておきますが、決してそれが悪いと考えているわけではありません。
カスタマイズされている様は、それはそれでとても見応えがありました。
そして「観光客ナイズ」されているにしても、ラオスが仏教国であることを再認識しましたね。
実はこの翌日の夜明け前に、ラオスの首都・ヴィエンチャンでも托鉢を見物したのですが、
こちらでは全く観光地化されておらず、対比がなかなか面白かったですね。
ルアンパバーンでの托鉢の話に戻りますと、早朝の托鉢を眺めた後は、
我ながら情けないことに、宿に戻って二度寝をしておりました。
なかなか贅沢な時間に起きて、ゆったりと出発の準備を整えるのも良いものです。
すみません、単に寝坊しましたことを言い訳したかっただけです。
そうしてホスピタリティ溢れる素晴らしい宿と人に別れを告げ、トゥクトゥクで空港へ。
ルアンパバーン滞在は1泊2日と短かったですが、
素朴さを存分に堪能することができて、近年の旅の中でも満足度は相当高かったです。
また東南アジアへ出掛けた時に、ルアンパバーンやその他のラオスの都市にも寄りたいですね。
続きはヴィエンチャン前編へ。
【旅先の詳細情報】
時期:2015年9月
場所:ルアンパバーン(ラオス)
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