2017年5月18日木曜日

ラオス・タイ(その1) ラオス ルアンパバーン前編

今回から暫くの間、ラオスとタイを訪れた時の話を書きます。

主な目的はラオスへ行くことで、タイはフライトの待ち時間で軽く散策した程度でした。
バンコクの街の表面をさらう程度で終わってしまったので、タイへはまた行きたいですね。

さて、今回のハイライトは下記の写真です。
高い建物が全くなく、どの方角もきれいに見渡せたのが印象的でした。


















写真の詳細はまた後で書くとして、そもそもなぜラオスへ行こうと思ったかというと、
単にあまり知らない国だったからです。我ながら適当すぎる理由ですね。

国の名前を耳にすることはたまにあったものの、映像等を見る機会は少なかったので、
治安が極端に悪いわけではないことを確認した上で、行ってみることにした次第です。

ラオスへは直行便がないので、タイ・バンコクのスワンナプーム国際空港を経由しました。
羽田空港を深夜に出て、スワンナプーム空港へは現地時間05:00頃に到着した記憶があります。

ラオスへの便は10時頃でしたので、バンコクの街へ繰り出しても良かったのですが、
週末ということもあって眠かったため、ベンチで仮眠を取ることにしました。
どこでも寝られるというのは、旅人にとって大事なスキルですね…笑

そうして08:00頃に起きて、出発までの時間で空港内を散策してみることにしました。
アジア最大級の規模を誇る空港なだけあって、歩いていて飽きませんでしたね。

そうこうしているうちにラオスへ飛ぶ時間になり、1時間ほどでルアンパバーン国際空港へ。


















写真で見る以上に小規模な空港で、入国審査も甘々だったせいで少々拍子抜けしました。

国籍によってはビザも必要(日本は2007年から「15日以内の滞在ならビザ不要」です)ですし、
それなりに厳しくチェックされていたようではありますけどね。
こういう時に、自国はそれなりの「信用」はあるのだろうということを感じます。

さて、空港から乗り合いバスに乗ってルアンパバーン市内へ。
ルアンパバーンはラオスの古都で、1995年に街全体が世界遺産に登録されています。

世界遺産だからといって必ずしも良いと感じる土地・構築物ばかりではないのですが、
結論から書きますと、今回はなかなか満足のいく滞在となりました。

まずはバスを降りて、メコン川沿岸をのんびりと散策してみることに。


















道端ではバーベキューをやっていたり、
トランプ等で遊んでいたりする光景が見られ、この時点で既に私好みの雰囲気でした。
時間がゆったりと流れているとでも表現すればよろしいのでしょうか。

宿へ向かう間も長閑な風景が続き、とても落ち着きました。


















そうして宿へ。
今回はLan Kham Riversideというところに泊まりました。

ここの宿はなかなかホスピタリティ溢れる対応をしてくれる一方で距離感も丁度良く、
滞在中はとても快適に過ごせました。ロケーションが良いのもグッドポイントですね。

荷物を置いて、まずはルアンパバーンで一番有名な寺院であるワット・シエントーンへ。

「ワット」というのは、タイやラオスにおいて「寺院」を意味する言葉です。
仏教徒が9割を超えるタイほどではありませんが、ラオスも仏教が主な宗教なので、
街中には「ワット」が頭に付く建物が沢山ありました。

今回訪れたワット・シエントーンは、屋根が特徴的な形をしており、
これは典型的なルアンパバーン様式の建築なのだとか。
それにしても、鮮やかな花と荘厳な寺院の組み合わせが様になっています。


















写真には収めていませんが、内装の天井付近の骨組みもかなり特徴的で、
この地の文化が色濃く反映されていることが感じられましたね。

派手な要素はないものの、なかなか見ごたえのあるものばかりで、
この後の旅がますます楽しみになる滑り出しでした。

続きはルアンパバーン中編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2015年9月
場所:ルアンパバーン(ラオス)

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