2017年5月15日月曜日

道東(その4) 網走編

昼のうちに根室から釧路へ戻って、夕方~夜にかけて北見へ移動しました。

北海道の主要都市は大体行ったことがあるものの、
北見はまだということで、今回の宿泊地に選んでみたという次第です。

ハッカとタマネギの栽培が盛ん・観光には力を入れていないというイメージがあり、
実際に駅周辺を歩いてみた限りでは、後者は概ね合っていそうな気がしました。
全体的には静かな街という印象で、北見駅と図書館が直結しているのが面白かったです。

一晩明けて、サロマ湖へ向かうべくまずはバスで常呂へ。
















バス停近くのお店でサロマ湖産の殻付き牡蠣が3kg1000円で売られており、安さに驚きました。
近所に住んでいたら即買いですが、旅行者なので諦めざるを得ませんでした。残念ですね。

その後は常呂から更にバスに乗って、大体20分くらいでサロマ湖に着きました。
湖を見渡すと氷がずーっと張っており、なかなか壮観でしたね。

港も凍っていて、船は全艘停留されていました。冬は完全に漁ができなくなるんですね。
ロシアが「凍らない港」を欲しがるのも納得できる景色でした。
















観光は夏の方が盛んなようで、観光客と思しき人は私だけでした。
この季節は、サロマ湖よりも紋別や網走の流氷の方に人が集まるのかもしれません。

夏はワッカ原生花園というところに咲く花がなかなか綺麗なようなので、
また違う季節に来てみたいものです。
















凍ったサロマ湖を後にし、またバスに乗って網走へ。

網走には2日間滞在したのですが、残念ながら流氷を見ることはできませんでした。
この年(2016年 2~3月)は記録的に流氷の到来が遅かったようで、不運でしたね。

その代わり、とても廉価でありながら美味しいお店を見つけることができたので、
食の面では大満足でした。
四季旬菜居酒屋 さわというお店で、海鮮料理を中心に美味しいメニューばかりでした。
家の近くにあったら、定期的に行きたいタイプのお店です。

あとは君が袖という網走の地酒も良かったですね。
これは一度生産が終了したものの、また復活したお酒だそうです。
網走付近でしか販売されておらず、見掛けるのは今回が初めてでした。

とてもスッキリとしていながらも、しっかりとした旨味もあって自分好みでした。
飲む機会は当分ないでしょうが、記憶に留めておきたい味です。


グルメを満喫して、いよいよ関東に戻る日となりました。
網走編と銘打っておきながら、網走に関する記述があまりないのはご愛嬌です。

流氷まつりを見たりした後、女満別空港へ。
この空港へは、まともな人は網走駅からバスで行くそうなのですが、
私はまともではないので、空港最寄駅まで鉄道で行ってそこから歩くことにしました笑

で、その最寄駅である西女満別駅に着いたのですが……。
















空港最寄駅……?
まともな人なら、バスで空港まで直行するのも納得ですね。

ここから雪原が広がる中を空港まで20分ほど歩きました。
















車や人があまり通らないせいか、雪がかなり柔らかくて歩くのが大変でしたが、
真っ白な中をひたすら歩くのは意外と面白かったです。

今回の旅は、日本の果てこと根室へ行ったり、
広々とした湖や雪原を眺めたりと、やりたかったことができて満足でした。

北海道の主要都市では、紋別・苫小牧・留萌にはまだ行ったことがないので、
いずれ機会を作って行きたいものです。


【旅先の詳細情報】
時期:2016年2月
場所:網走(北海道網走市)

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