モスタル→コトルは8時間半ほどの長旅です。
コトルへはドゥブロヴニクからも日帰りで行かれるのですが、
今回は時間を多めに取りたかったので、コトル泊にしました。
コトルへ行く途中で、トレビニェという人口4万くらいの街で休憩がありました。
観光地とは縁遠い場所のようですが、むしろこういうところを歩く方が好きなので、
次のボスニア訪問では時間を取って散策してみたいものです。
国境でのパスポートチェックを経て、コトルに着いたのは夜中の0時半頃でした。
危険そうな匂いは特にせず、迎えに来てくれていたオーナーと一緒に宿へ。
このオーナーは60~70歳くらいの御婦人で、大変エネルギッシュな方でした。
真夜中に迎えに来て下さるというアクティブさもさることながら、
宿に着いてからもマシンガントークでおすすめの場所を紹介して下さいました。
自分が歳を取っても、エネルギーのある生き方をしたいものだと思いましたね。
ちなみに宿はVicky Apartmentというところです。
一夜明けて、宿に荷物を預けて旧市街へ。
コトルはモスタルよりも更に温暖で、多分20℃くらいあったと思います。
旧市街の門をくぐり、中を歩いてみました。
下の写真に写っている時計塔は1602年に建てられたもので、
コトルのシンボル的存在だそうです。
その前にある広場は、昔は公開裁判の場所だったのだとか。
コトルの旧市街はコンパクトにまとまっており、歩いて回るだけなら1時間で十分でした。
途中でモンテネグロ産の白ワインを飲んだりしつつ、
歴史を感じさせられる街を散策するのはとても楽しかったです。
ちなみにユーロが流通しているため、両替の手間がかからなくて楽でした。
ユーロ圏の国はスロベニア以来でしたので、少し久し振りに感じましたね。
ボスニア・ヘルツェゴビナでも少し使いましたが。
下の写真に写っているのは、1166年に建てられた聖トリプン大聖堂です。
内部の様子は撮っていませんが、荘重で見応えがありました。
好みの光景を写真に収めつつ、昼前まで気ままに歩き回りました。
そしてお腹が空いてきたところで昼御飯。
パスタの塩味が少し強かったですが、全体としては満足でした。
食文化に関しては、クロアチアやスロベニアと同様にイタリア方面の影響が強そうです。
実はこの後、コトルのもう1つの見どころである城塞に登ったのですが、
昼御飯をいただく前にすれば良かったと思う羽目になるのでした。
城塞は海抜250メートルくらいのところにあるので、結構ハードなんですよね。
続きはモンテネグロ後編へ。
【旅先の詳細情報】
時期:2016年10月
場所:コトル(モンテネグロ)
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