2017年4月1日土曜日

中欧・南欧(その7) クロアチア プリトヴィツェ前編

朝4時に起きて、宿から10分ほど歩いて中央駅へ。

早朝にもかかわらず、駅やそこへ至る道では全く危険を感じず、
少し歩いただけでリュブリャナの治安の良さを窺い知ることができました。
















まずはクロアチアの首都であるザグレブまでバスで行きます。

リュブリャナ⇔ザグレブ間を通る鉄道からの眺めが良いそうなので、
本当はそちらに乗りたかったのですが、今回は時間の都合で断念しました。
鉄道は1日4本しかなく、最も早くても朝8時台の出発になるんですよね。

そこで今回はバスにしたところ、このバスが来ないというトラブルが発生しました。
国外では日常茶飯事だと思いつつ1時間ほど待っていると、予想通り来たので一安心。

ミュンヘンからザグレブまで行くバスで、空席率は5割ほどでした。
宿で前日のうちに貰っておいた朝食をいただきつつ、2時間半ほどでザグレブに到着。

クロアチアはEU加盟国ですが、ユーロではなくクーナという通貨が流通しているので、
まずはバスターミナルでクーナを補充しました。(当時のレートは1クーナ≒15円)
ちなみにクロアチアの物価は、日本よりも若干安い~同程度くらいです。

そしてプリトヴィツェ湖群国立公園行きのバスに乗り込みました。
ここは世界自然遺産にも登録されており、クロアチアで一番行きたかった場所です。

ザグレブのバスターミナルから田舎道を2時間半ほど揺られ、プリトヴィツェへ。
まずは泊まるホテルに荷物を預け、公園入口でチケットを買って入場しました。

入場して暫くは、ごくありふれた景色が続きます。


















正直そこまで大したことがないのでは…と思ったのですが、
それは大間違いで、15分ほど歩くと想像を超える素晴らしい景色が目に飛び込んできました。

水量・水質・緑との調和ともに一級品で、世界遺産に登録されるのも納得です。
特に水量は凄まじく、どこからこれほどの水が溢れてくるのかと思いました。
軽く調べてみたところ、プリトヴィツェの水源はディナル・アルプス山脈なのだとか。


















このように美しく雄大な景色がずっと続いているので、眺めていて全く飽きません。

ちなみにモデルコースはA~Kの11種類があり、Kに近付くにつれて距離も長くなります。
今回は6~8時間かかるとされるKコースを迷わず選びましたが、
前述のとおり景色を眺めるのが楽しい上に歩道が整備されているので、全く疲れませんでした。

公園内には上湖群と下湖群の2つがあり、上湖群をおすすめされる方が比較的多いようですが、
私は「どちらも素晴らしい」という単純な感想に行き着いたのでした笑


















途中で公園が運営している船やバスに適宜乗りつつ、コース周回を続けました。

ここは一生のうちにもう一度は行きたい場所だと強く感じましたので、
将来スロベニアのブレッド湖へ行く時に、こちらにも寄ろうと思います。


















続きはプリトヴィツェ後編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2016年10月
場所:プリトヴィツェ湖群国立公園(クロアチア)

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