ご無沙汰しております。
特にこれといった理由があるわけではないのですが、随分間が空きましたね。
これからも気ままに更新をしていきますので、気が向いたらご覧いただけると嬉しいです。
そういえば、少し前に累計30ヶ国訪問を達成しました。
20代の間に30ヶ国以上というのが目標でしたので、一先ず達成できて良かったです。
今後は仕事や家庭も忙しくなると思うので、国内外をどのくらい旅できるかは分かりませんが、
暫くは「40歳になる前に累計50ヶ国訪問」を目標にしていきます。
重要なのは数よりも中身ではあるものの、
どれだけ色々な物事に触れたかという指標としては、訪問国数は有用なんですよね。
今秋には2つの国の土を初めて踏む予定ですので、まずはそこを第一歩とします。
さて今回は、私が国内外の色々なところを旅するようになったきっかけをご紹介します。
それまでにも国内の各地やハワイ等へは行ったことがあったのですが、
11年前にイングランド・ベルギーを訪れて、色々な人や物事に触れる楽しみに目覚めました。
今まで知らなかったことを知り、知識がほんの少しでも増えるのが楽しいんですよね。
この先数十年生きたとしても、世界のごく一握りのことしか知ることはできないのでしょうが、
旅に限らず、死ぬまで常に「昨日の自分よりも成長している」人生を送りたいものです。
なお、プロゲーマーの梅原大吾氏が上記と似たことを著作で書かれていて共感しましたので、
興味がお有りの方には『勝ち続ける意志力』という本をおすすめしておきます。
さて話が横道に逸れましたが、本題に入ります。
残っている写真が少なく、私も具体的なことはあまり覚えていないのが残念ではありますが、
見るもの全てが新鮮でとても楽しかったという事実は今でもよく覚えています。
当時のことを少しでも思い出しつつ、文字に起こしていこうと思います。
成田空港から半日以上の空の旅を経て、ヒースロー空港に降り立ちました。
ロンドンの空の玄関口というだけあって大変広い空港で、
当時は成田とホノルルくらいしか知らなかった自分にとってはインパクトが大きかったです。
日が暮れ始めていましたので、空港からPiccadilly Lineに乗ってSouth Kensington駅まで行き、
その近くにあるホテルへ直行しました。窓から外をボーッと眺めつつ、ロンドン初日は終了。
そして一夜明け、ロンドン市内を散策しに出掛けました。
日本は桜の蕾も膨らみ始めて春の兆しを感じる季節になっていたのに対して、
ロンドンは流石に緯度が高いだけあり、5℃前後となかなか寒かったです。
この時は大丈夫でしたが、日本にいる時の感覚で服を準備すると失敗しますね。
前日と同じPiccadilly Lineに乗ってGreen Park駅まで行き、
バッキンガム宮殿名物の衛兵交代が始まるまで近くを散策することにしました。
建築様式が自国とは違っていたり、警官が馬に乗っていたりしており、
冒頭の方で書いたように見るもの全てが新鮮で、歩いているだけで楽しかったです。
当時は建築については全く知らなかったのですが、今写真を見返してみると、
ロンドンの有名な建築家であるSir Christopher Wrenの作品が写っていますね。
下の2・4枚目のセント・ポール大聖堂がそれで、今ならもっとじっくり鑑賞しますが、
当時も写真を撮っていたので、重厚さ等から何か感じるものがあったのかもしれません。
西洋建築は写真では見たことがあったものの、
実物を目の当たりにしたのは初めてで、やはり質感が段違いだったことを覚えています。
実際に現地へ行き、その場の雰囲気を五感で味わうことの良さを強く感じた瞬間でした。
ロンドンは実際どの程度なのかはともかくとして「人種のるつぼ」と呼ばれており、
様々な人種が一堂に会する都市の例としてよく取り上げられます。
そのことを思い出しながら道行く人々を眺めてみると、確かに人種が多様でしたね。
ハワイで少しは慣れていた光景とはいえ、当時の自分にとってはなかなか新鮮な感覚であり、
「我が国の人種の単一性は割とまれで面白いものだな」と思った記憶があります。
衛兵交代の時間が近付いてきたので、Green Park付近を歩いてバッキンガム宮殿へ。
Green Parkはバッキンガム宮殿に隣接する公園で、老若男女がくつろぐ光景が見られました。
ロンドン(というかヨーロッパの主要都市は割とそう)は公園が点在しており、
瑞々しい緑を日常的に眺められる環境は良いですね。草から朝露が滴っていて美しかったです。
続きはロンドン後編へ。
【旅先の詳細情報】
時期:2007年3-4月
場所:ロンドン(イングランド)