2017年7月10日月曜日

アメリカ(その1) ニューヨーク前編

今回から数回ほど、アメリカ東部へ行った時の話を書きます。

いきなり余談ですが、私はアメリカのボストンで生まれました。
但し生後すぐに日本に戻ったため、今回はその時以来のアメリカ本土訪問です。
幼少時の記憶は全くないので、生まれた街を訪れるのはとても楽しみでした。
そして期待通りの素晴らしい旅だったことを思い出しながら、本稿を書いています。

羽田空港からJFK空港まで13時間ほど空の旅をして、ニューヨークの地に降り立ちました。
10年以上前は「国際線≒成田空港」でしたが、最近は羽田空港の躍進が目覚ましいですね。

ちなみにアメリカに入国する際には、原則としてESTA申請というものが必要なのですが、
少し前にハワイへ行った時の申請分がギリギリ有効だったため、問題ありませんでした。
ESTAの有効期限は2年なので、次に行く時は忘れないようにしたいものです。

空港からは鉄道+地下鉄でマンハッタンへ。
また余談ですが、私は空港から街に出る鉄道がある場合は、必ずそれを使うことにしています。
単純に鉄道が好きですし、駅や車内の雰囲気からその地の一端が見える気がするからです。

ニューヨークの地下鉄からは無機質な印象を受けました。
無機質ではない地下鉄ってどんなもの? と聞かれたら、それはそれで返答に困りますが…笑


















ニューヨーク市は、マンハッタン、クイーンズ、ブルックリン、ブロンクス、スタテンアイランドの
5つの地域に分かれており、今回はこのうちマンハッタンを中心に街歩きをしました。

マンハッタンはニューヨーク市の中心街とされており、
対外的に知名度の高い建物や場所の多くはここに集まっているイメージがあります。

地下鉄の駅から地上に出てみると、そこは人で溢れていました。


















人が多いだけではなく人種も様々で、「人種のるつぼ」という言葉が相応しかったです。
ロンドンや香港でも今回と近い感覚を覚えたことがあり、その記憶が呼び起こされました。
そんなことを思いながら、公園等を横目に眺めつつ中心部へ。


















あっという間にタイムズスクエアに着きました。

タイムズスクエアは「世界の交差点」とも称される場所で、実に写真映えする摩天楼でした。
夜はネオンが輝かしいであろうことが容易に想像できます。

国内外を旅行していると「エネルギーのある場所だな」と感じることがたまにありまして、
今回のタイムズスクエアもその一例です。人も場所も、熱気と活気に溢れていました。
わたしは人混みが好きではないので、ずっといると疲れそうだなとも感じましたが、
散策をするくらいならなかなか魅力的な場所ですね。



















そこからは工事中のセント・パトリック大聖堂を眺めたりしつつ、
マンハッタンで最大の駅であるグランド・セントラル駅へ。


















直上の写真だと分かりにくいですが、この駅はとてつもなく大きく、
確かホームが40以上あったように記憶しています。

そして駅舎は歴史的建造物として指定されているだけあって、非常に重厚かつ荘厳でした。
その駅舎の内外の造りと、駅の中に沢山あるお店を眺めているだけでも楽しく、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。

そして気付いたのが、地元民と思しき人々はクレジットカードばかり使うことです。
ニューヨークが相当なカード社会であるという話は聞いていましたが、
数ドルのピザを買う時でもサッとカードを出す人ばかりで、想像以上の浸透っぷりでした。
街中でも、カードが使えることを示すステッカーを他の都市よりも多く見掛けた気がします。

そんな環境の中で、10ドル紙幣で買ったピザでアメリカンサイズを体感しつつ、
国連本部や公園、市場の雰囲気を楽しみながらマンハッタンを南下してみました。

マンハッタンは、広大な公園であるセントラルパークのイメージが強いですが、
郊外には小さな公園も点在していて、思っていたよりも緑が多かったです。


















市場で買った牛乳を飲みつつ、9.11メモリアルの近くに取った宿に向かうことにしました。
それにしても、市場でもカード支払いができるお店があったのは流石です。

続きはニューヨーク中編へ。


【旅先の詳細情報】
時期:2014年8~9月
場所:ニューヨーク(アメリカ合衆国)